物理学は自然現象を理論と実験の両面から研究し、現象の本質を見通すとともに普遍的な法則を探ろうとする学問です。本学科は、ミクロからマクロに至るあらゆる階層の自然現象を理解するために不可欠な物理法則に関する研究・教育を行っています。研究分野〔素粒子・原子核物理・宇宙物理学・物性物理学・生物物理学〕はいずれも現代科学技術の基礎となるものばかりです。
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1882年(明治15年)、東京専門学校(後の早稲田大学)創立のために大隈重信の養子英麿(ひでまろ)が、東京府に提出した設置願には、「本校は、政治経済学科、法律学科及び物理学科をもって目的となし」と記されていた。このように大隈重信の学校設立の目的には、「物理学」の教育があった。しかし、彼の願いをかなえる「物理学」の言葉を冠する学科の設立には、1949年(昭和24年)まで、実に67年もの歳月を待たねばならなかった。「応用物理学科」の誕生である。そして、さらに16年後の1965年(昭和40年)に、「物理学科」が誕生した。
● 応用物理学科の歴史(pdf file)飯野理一先生の執筆によるものです。飯野先生は数理物理学研究室の創始者である小泉四郎先生の弟子で並木美喜雄先生の兄弟子にあたります。
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物理学は自然現象を理論と実験の両面から研究し、現象の本質を見通すとともに普遍的な法則を探ろうとする学問です。本学科は、ミクロからマクロに至るあらゆる階層の自然現象を理解するために不可欠な物理法則に関する研究・教育を行っています。研究分野〔素粒子・原子核物理・宇宙物理学・物性物理学・生物物理学〕はいずれも現代科学技術の基礎となるものばかりです。
次の時代の人間や社会活動に貢献できる新しいテクノロジーやシステムの基本となる原理や技術を、物理学の成果と研究手法を用いて創造できる人材の育成を目指しています。現代のキーテクノロジーの基礎となっている計測・情報工学、光工学、物性物理学、新しい複雑系の物理学や応用数学についての多くの科目を幅広く学べます。充実した工学系科目が応用物理学科の特徴であり、企業等で不可欠の実践的な研究開発能力を養います。
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物理学科・応用物理学科では、クラス担任をはじめ、就職担当教員、各研究室の教員、さらには大学スタッフのサポートのもと、学科全体で連携して学生の就職支援に対応しています。就職先は、電機メーカー、精密機械、自動車、通信、商社、金融、コンサルティング、電力など多岐にわたっており、職種も研究、開発、設計、企画、営業などさまざまです。行政に携わる公務員、中学校・高等学校・大学の教職員になる人もいます.
学部卒業生のうちの約70%が大学院修士課程に進学します。さらに、修士課程修了者の約10~20%が博士課程に進み、プロの研究者をめざします。なお、先進理工学部では、成績優秀者に対して大学院への推薦入学制度を設けています。本学科からは先進理工学研究科物理学及応用物理学専攻に進学することができます。詳しくは,入試案内をご参照ください。
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物理は難しいけれど,理解できた時に本当に嬉しい!物理は深い学問で興味深い!そのような気持ちで応用物理学科に入学したものの,授業は想像を遥かに超え難しく,大変苦労しました。泣きながら勉強したこともたくさんありましたが,そんな時に救いだったのが学科の友達でした。わからない所を教え合ったり,一緒に質問に行ったり…心優しい友人がいたからこそ,私はここまでやってこられたのだと思います。友人とは勉強以外でも相談にのってもらったり,テスト後には思いっきり遊んだり!学科の友人は私にとって,とても大切な存在です。また,一時は投げ出したくなってしまった勉強も,苦労してやってきて良かったと思います。そのおかげで今,自分の好きな研究ができ,充実した研究室生活を送れていると思うからです。応用物理学科は忙しく,辛いこともたくさんありますが,その分,得るものも大きいです。皆さんも素敵な友人と共に,諦めずに頑張ってください!
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