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次世代技術の芽と新しい物理をつくる

早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科・応用物理学科

地球を包む光ネットワーク: 材料探索からシステム応用まで

光集積回路研究

[English]

中島 啓幾  [教授] dummy_photo
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専門分野 光集積回路研究
研究テーマ・研究活動
1972 年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
            富士通研究所 入社
1993 年 桜井健二郎賞 受賞
1996 年 早稲田大学理工学部・教授
2008 年 応用物理学会 フェロー表彰
2011 年-2013 年 応用物理学会・理事

インターネット・ブロードバンド通信の爆発的な普及により人々の生活、企業活動ひいては国家の存立基盤までもが大きく変わりつつあります。その情報通信ネットワークを支える眼に見えないインフラストラクチャーとしてめまぐるしい勢いで技術革新が進んでいるのがこの研究室のメインテーマに深く関係しているDWDM(Dense Wavelength DivisionMultiplexing:高密度波長多重)光通信技術です。
はじめて太平洋に光ファイバケーブルが敷設されてから25 年近くが過ぎました。当時の日米間の国際電話とFAX の需要を十分賄って余りある毎秒280メガビットの通信容量が瞬く間に足りなくなったのは前述のインターネットが米国に端を発して全地球的規模で世界中を結び始めたからです。そして今日では髪の毛ほどの太さ(0.1mm)の光ファイバの中心部(10μm)にわずかに波長の異なる多数の光信号を同時に伝達するDWDM技術により毎秒テラビットを超える光海底ケーブルが稼働しつつあります。これらの技術によって、地球上のどこからもまるで隣にいるかのごとく情報伝達や動画像の視聴が行われているのです。

研究内容ダミー1
当研究室ではDWDMの次のステップとであるネットワーク化に必要となる高精度光変調器、光波長変換器などの多機能な光回路を光導波路技術により、1枚の平面基板上に集積する光集積回路の研究を中心に据えてその材料探索からデバイス構成、さらにはシステム応用まで幅広くかつ掘り下げたユニークな研究を行っています。さらに情報通信ネットワークのみならず地球規模での環境対策や生命生体現象の解明にこうした光回路技術が適用できないかという視点からも基礎的な検討も行っています。

 

 

Hirochika Nakajima [Professor] dummy_photo
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