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次世代技術の芽と新しい物理をつくる

早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科・応用物理学科

電子を使い新しい研究領域を切り開く

表面物理学研究

[English]

大島 忠平 [教授] dummy_photo
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専門分野 表面物理学研究
研究テーマ・研究活動

1970 年 東北大学工学部電子工学科卒
1972 年-1989 年 科学技術庁 無機材質研究所
1977 年 工学博士(東北大学)
1988 年 第1回日本IMB科学賞(物理部門)受賞
1989 年 早稲田大学理工学部・教授

格子振動のどれをとっても、表面ではそれらの自由度が飛躍的に増加し、半世紀前の物理学の理論や実験技術では、手も足も全くでなかった
こと、つまり、当時の科学者には近づく糸口を見いだせなかったことを意味しております。

時間とともに、秘境の深い谷に橋がかかり、山にトンネルが掘られ、ケ-ブルカ-が渡され、地図がつくられるように、半世紀を経過した今日、コンピュ-タ-の発展や実験技術の開発により、固体表面研究は大きく変貌しました。科学者を苦しめた自由度の多さは、逆に、制御できる多くの自由度をもつ魅力的な研究の舞台を提供しております。

今日では、固体表面上の原子1個をつまみ、その原子番号を調べ、また、自由に望むところに移動させることもできます。原子を数個並べて文字を書き、そのナノメ-タ-間隔に並んだ原子によって散乱する電子波の美しい波面を観ることもできるようになりました。

研究内容ダミー1
本研究室では、これらの実験技術をつかって、表面上に人為的な構造物を作り、その電子状態、格子振動、等を、トンネル電子、光電子、強電界放出電子、2次電子、オ-ジェ電子を使って、総合的に調べ、今までにない物質の機能を探しております。2006 年から3 年計画の大型研究がスタートしました。この研究テーマは、“1つの原子から電子ビームを取り出す究極的に小さな電子源の実現(図参照)” ですが、この研究、十年以上に渡って、培ってきた我々の独自の実験技術と独自のアイデアに基づいております。

 

 

Chuhei Oshima [Professor] dummy_photo
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